2025
06.26

令和の米騒動(3)

ブログ

令和の米騒動(2)ではコメが販売されるまでの流れなど書いてきました。

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なんで石破首相は指名したのか?推測すると
•小泉進次郎は人気・知名度が高いので、「改革派内閣」の顔として据えたかった。
•石破さん自身も減反廃止・コメ改革をやりたくて、知名度ある人を農政の看板に立てることで「世論の風」を味方にしたかった。
•政策実務は周囲の官僚やベテラン議員が支えると考えて、イメージ重視で指名した。

でも現場感覚を知らない人を据えると、農協や農家にナメられてしまうし、改革派の理屈だけじゃ全然現場を動かせないんですよね。
特に農政は、戦後から続く既得権益の塊。
農協、自民党農林族、農水省――これを動かすには、かなりの政治力が要ります。

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農協(JA)は表向きは農家のための協同組織だけど、実態はものすごく強い「利権構造」で、
記事でも「戦後最強の圧力団体」とまで書かれていました。
小泉進次郎や石破首相がやろうとした改革も、この農協利権の壁にぶつかってる。

農協を一度潰して構築し直すべき理由

•現状の農協は農家のためというより、農協自身のための組織になっている。

•減反政策、高米価維持、流通支配――国民(消費者)の利益は後回し。

•政治家(特に自民党農林族)は農協の組織票を失うのが怖いから強く出られない。

•結果的に、消費者は高い米価を負担させられ、農家も本当の意味で自立できない。

でも、ここからが現実の厳しいところ。

農協を「潰す」となると、全国の農家がいきなり販路を失い、混乱が起きる。
だからやるなら

✔ 農協を一気に潰すのではなく、

✔ 公正な市場ルールを整備して、農協依存しなくても農家が直接取引できる流通網を用意する。

✔ 必要に応じて農家に直接支払い(EU型の直接補助金)で支える。

✔ 政治側が「農協抜きでも農家を守れる」という安心感を農家に与える。

「農協利権を潰す」≠「農家を潰す」

ここをきちんと線引きして、再構築するのがカギですね。

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今年の5月末にドン・キホーテから小泉進次郎農相に意見書を…

その内容は僕には難しいものだからAIにお願いして説明してくれました。

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🔹なぜドン・キホーテが動いたのか?

•ドン・キホーテ(親会社パン・パシフィック・インターナショナル)は、その制度に対して「納得いかない」と抗議しました。
      抗議といっても意見書を出しただけ

1.「備蓄米の流通制度が不公平だ」と主張

•随意契約の対象条件が「年間1万トン以上の精米販売実績がある企業」になっている。

•これは一部の大企業(楽天、イトーヨーカドーなど)しか当てはまらず、ドンキのような中堅企業は除外されてしまった。
      → 実質的に「公平なチャンスがないじゃないか」と言ってる。

2. 「参入のハードルが高すぎる」

•ドンキは米をかなりの量扱っているが、形式的には1万トンの基準に達していない。

•しかし、独自の物流・販売網があり「販売力では負けていない」と反論。

3. 「中間業者(問屋)が多すぎて、価格が高くなっている」と批判

•ドンキは「一次問屋→二次問屋→三次問屋…」という構造を批判。

•自分たちは、**“消費者に安く売る”ことを重視しており、“中抜き業者を通さずに届けられる”という強みを訴えた。

4. 「利益目的だけの業者を入れるな」と警告

•備蓄米という“税金で買った国の米”を、ただ儲けのためだけに扱う業者が入るのはおかしい。

•だから、「本当に消費者のためになる流通ルートを優先して選んでくれ」と主張。

5. 「制度が消費者の利益になっていない」

•現行制度では、備蓄米が結局高く売られてしまい、消費者にとってメリットがない。

•ドンキは「自分たちなら5kgを2000円以下で売れる」と訴えた。

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ドン・キホーテは、小泉農相に対し「なぜ我々のような小売業者が備蓄米を手に入れられないのか」と意見書を提出したが、
結局、正式な返答はなかった。
小泉氏は記者会見で「詳細は把握していない」と語るにとどまり、現場の声に真正面から向き合う姿勢は見えなかった。

🔍 なぜJAはドンキやコンビニに米を流したがらないのか?

1. 自分たちの流通網を守りたい

•JAグループには**JA全農(全国農業協同組合連合会)**という全国規模の流通組織がある。

•生産者から集めた米は、JA系統の卸業者・小売店・提携スーパーなどに流すのが基本。

•ドン・キホーテやコンビニのような「独自の流通網・価格競争力を持つ業者」に流すと、JAルートの米が売れなくなる懸念。

✅ 2. 価格競争を避けたい

•ドンキやコンビニが国産米(特に備蓄米)を大量かつ安価に販売すると、JA系スーパーや提携業者が太刀打ちできなくなる。

•JAとしては「価格維持・秩序ある販売」を重視しており、値崩れを起こしかねない#チャネル#の拡大を避けている。

#チャネルとは流通経路のことをいう

✅ 3. 販売先の「選別」=事実上の利権

•表向きは「誰でも入札できる」ように見えても、実際は、

•高度な取引条件(ロット、保管体制、物流体制など)

•JAや農水省との関係構築

•過去の実績や「信頼」

などを満たさないと実質的に門前払い。

👉 これは随意契約に切り替えた後の方が顕著で、事実上、特定の企業にしか門戸が開かれていない。

✅ 4. コンビニに対する警戒心

•コンビニは流通のプロ。販管費が小さく、全国一律で売価が設定できる。

•備蓄米を安価に仕入れられれば、「1合パック100円」などの超低価格で売れる可能性も。

•そうなると、JA系や中小の米穀店は完全に駆逐される恐れ。

JAはなぜドン・キホーテやコンビニに米を売りたがらないのか?
表向きは「公正な流通」「安心安全な販売体制の維持」と言うが、実態は既得権益の防衛に過ぎない。
小売業者の流通網に国産米が乗れば、価格競争が起きる。それを最も恐れているのがJA自身なのだ。

ドン・キホーテが小泉進次郎農相に出した意見書から推測したのですが、
思ったより長くなってしまいました。

現在、ドン・キホーテや大手コンビニ(セブンイレブン・ローソン・ファミマ)が
備蓄米を販売できるようになった経緯も。
あと小泉進次郎農相のパフォーマンス・進次郎語録についても。

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令和の米騒動(3)で終わるはずが・・・

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