2025
11.03

日本人が忘れた「平和を守るための現実主義」

ブログ

戦後の日本では、軍事や戦争を語ること自体がタブー視されてきました。
しかし、藤井厳喜氏が繰り返し指摘するように、それでは本当の平和は守れません。
私たちは「戦争を研究することこそ平和を守る道」であるという現実を、
もう一度見つめ直す時期に来ています。

古代ローマが残した格言「Si vis pacem, para bellum」

「平和を望むなら、戦争に備えよ」――これは古代ローマの軍事思想家ウェゲティウスの言葉です。
この思想は、単に武力を誇示するという意味ではなく、
「備え」がある国だけが侵略を防ぎ、平和を維持できるという冷静な現実認識でした。
藤井氏のいう「平和のための戦争学」は、このローマ的現実主義を現代に復活させる試みです。

軍事複合産業は悪か、それとも必要悪か

アメリカの「軍産複合体」はしばしば悪の象徴として語られます。
確かに、過度な軍事ロビーや利益優先の姿勢は民主主義を脅かします。
しかし同時に、それは国家防衛を支える産業であり、
技術革新をもたらす「必要悪」としての側面を持っています。
問題は“存在”ではなく“統制”のあり方です。
民主主義の監視のもとでバランスを保つこと――それが本来の姿でしょう。

日本が真の平和国家であるために

「平和=戦争がない状態」という誤解を捨て、
「平和=自ら守る覚悟を持つ状態」と再定義することが、今の日本に必要です。
戦争を知らない世代こそ、戦争を学び、歴史を知り、
その上で「平和を選ぶ」知的な国民になるべきです。
藤井氏の講座『情報リテラシー大全・戦争学』は、まさにその第一歩となる教材です。

最後に──SNS時代の「知の共有」

どんなに優れた教えも、知った人が発信しなければ広まりません。
「平和のための現実主義」をSNSやブログで共有することは、
私たち一人ひとりが平和を支える行動そのものです。
学び、考え、発信する――それが21世紀の“戦わない戦い方”です。

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